cryo Hydrophilic+ — Developed in Fukui
三十年、積み上げて、そして完成しました。
良いと思ったものは、全部入れました。
そのうえで、要らないものを引いていきました。
行き着いたのが、cryoハイドロフィリック+ です。
いちばん良いコーティングは、すでに車に載っています。
メーカーが塗った、その塗装です。私たちの仕事は、それを別のもので上書きすることではなく、そのまま保たせることだと考えています。だから、覆い隠さない剤をつくりました。
Subtraction
良いと言われたものを、なぜ引いたのか。
良いと言われるものは、三十年のあいだに全部試しました。使ってみると、塗装のためになっていないものがありました。樹脂は劣化して曇る。厚い膜は割れる。傷を隠す成分は、傷をそのままにする。その日の見栄えは良くなります。五年後の塗装は、悪くなります。だから、塗装のためにならないものから、一つずつ引いていきました。最後まで残したのは、水ガラスと純水だけです。
樹脂を、やめました。
一般的なコーティングは、樹脂(バインダー)でガラス成分を塗装に留めます。その樹脂が、時間とともに劣化します。cryo は樹脂を使いません。水ガラスと純水を原料にした、100% 無機のコーティングです。劣化する膜が、そもそもありません。
石油系の溶剤を、やめました。
有機溶剤を 100% 使いません(下地処理を除く)。鉱石由来の成分を、純水で溶かして使います。VOC も、いま世界で問題になっている PFAS(有機フッ素化合物)も使っていません。塗る人間も、この剤を吸います。
厚く盛るのを、やめました。
膜の厚さは 30〜70 ナノメートル。髪の毛の千分の一ほどです。厚い膜は、時間が経つと割れたり、白く濁ったりします。いちばん良いコーティングは、すでに車に載っています。メーカーが塗った、その塗装です。私たちの仕事は、それを別のもので上書きすることではありません。
傷を隠すのを、やめました。
膜が薄いので、傷は埋まりません。塗装の形に沿って、そのまま覆います(断面 SEM で確認しています)。だから、塗る前に磨きます。逆に言えば、磨かずに塗って綺麗に見えるコーティングは、何かで埋めています。
Facts
測ったことだけを、書きます。
光沢が上がる、硬くなる、何年もつ。そういうことは書きません。手元の分析資料が、そこは「推測」だと正直に書いているからです。実測できているものだけを、そのまま出します。
原料
水ガラス(無機)と純水
鉱石由来の成分を、純水で溶かして取り出します。
膜厚
30〜70 ナノメートル
塗装の上に載せるのではなく、塗装そのものに定着させます。
施工
約145℃ の蒸気
専用のスチーマーで蒸気にして当て、手で拭き上げます。
水滴接触角
71.2°
疎水寄り。新車のクリア塗装に近い値です(実測)。
汚れの付きにくさ
ゼータ電位で分析
測定装置:大塚電子 ELSZ-2000Z。融雪剤・砂・火山灰との関係を調べています。
樹脂・有機溶剤
不使用
VOC・PFAS も使いません(下地処理を除く)。
水滴接触角・ゼータ電位(測定装置:大塚電子 ELSZ-2000Z)・断面 SEM による測定結果です。数値は測定条件・使用環境により異なります。cryoハイドロフィリック+ は、特許第7408146号の技術を用いて、車の塗装とカーフィルム用に開発したコーティング剤です。




Developer
つくった人間が、その車に塗ります。
cryo は市販していません。店頭にも、インターネットにも出していません。開発に関わった私たちの手で、一台ずつ塗ります。

Tomoya Suzuki
鈴木 智也
代表取締役・車業界三十年
開発者でもあり、職人でもあります。全てに責任を持って、対応させていただきます。
この技術を使えるのは、全国で六店だけです。
特許第7408146号の技術を、車の塗装とフィルムに塗れる剤にしたのが、私たちです。この剤で施工するには、私たちの研修が要ります。剤だけを買ってきて塗る、ということができません。研修を受けて施工できる店は、いま全国に六店。その一つが、この工場です。(2026年7月時点)
Honestly
できることと、できないこと
cryo にできないことがあります。ご依頼をいただく前に、書いておきます。
傷は、埋まりません。
膜厚が載らないので、磨き傷も爪の傷も、cryo で埋まることはありません。埋めないために、この造りにしています。傷は、塗る前に研磨で取ります(膜厚を測りながら、傷の分だけ)。
年数の経った車ほど、時間がかかります。
下地づくりに時間がかかります。ごまかしが効かないからです。日数もお預かりも長くなります。ご了承ください。
「何年もちます」とは、申し上げません。
屋外駐車・走行距離・洗車頻度・冬の融雪剤で、まるで変わります。年数は約束しません。あなたがその車を手放すまで、責任を持ちます。
光沢や硬度を、数字で謳いません。
手元の分析資料が、光沢・耐候性・耐久性・硬度について「推測」「未検出」と正直に書いています。実測で言えることだけを、このページに書いています。
塗る前に、傷を取ります。
cryo は傷を埋めません。埋まらない造りにしてあります。傷を残したまま塗れば、その傷ごと定着させることになります。だから先に取ります。膜厚を測りながら、傷の分だけ。取れたら、そこで止めます。クリア層は薄い。必要のない研磨はしません。
Price
料金の目安。
cryo の層数ごとの目安です(税込)。塗装の状態と、どこまで削るかで変わります。年に一度のメンテナンス洗浄は 16,500円〜。純水洗車は 3,300円〜。
軽自動車
タフト/ハスラー/コペン 他
1層¥66,000
2層¥92,400
3層¥118,800
軽ハイト・コンパクト
デリカミニ/ヤリス/MINI 他
1層¥77,000
2層¥103,400
3層¥129,800
セダン Mサイズ
プリウス/Cクラス 他
1層¥110,000
2層¥137,500
3層¥170,500
セダン Lサイズ
5シリーズ/パナメーラ 他
1層¥137,500
2層¥165,000
3層¥198,000
SUV Mサイズ
Q3/NX/フォレスター 他
1層¥123,750
2層¥151,250
3層¥184,250
SUV Lサイズ
RX/ランクル250/GLE 他
1層¥151,250
2層¥187,000
3層¥231,000
SUV XL・ミニバンXL
LM/LX/ランクル300 他
1層¥178,750
2層¥211,750
3層¥255,750
特殊・フルディメット
マクラーレン/Gクラス 他
1層¥220,000
2層¥268,125
3層¥312,125
FAQ
よくあるご質問。
cryoハイドロフィリック+ とは何ですか。
車の塗装とカーフィルムのための無機コーティングです。施工の特許技術(特許第7408146号)を、車の塗装とフィルムに塗れる剤にしたのがアニマートで、その剤の名前が cryoハイドロフィリック+ です。原料は水ガラスと純水。樹脂も石油系の有機溶剤も使いません。約145℃の蒸気で塗り、膜厚は 30〜70 ナノメートルです。
ガラスコーティングやセラミックコーティングとは違うのですか。
成分の分類ではガラス系(シリカ)です。違うのは造りです。一般的なガラス系は、樹脂の膜でガラス成分を塗装に留めます。cryo は樹脂を使わず、蒸気にした成分を塗装そのものに定着させます。劣化する膜が、そもそもありません。
「ハイドロフィリック(親水)」なのに疎水なのですか。
名前は開発の経緯によるものです。超親水の世代(接触角 18°台)は、拭き上げが大変で実用に向きませんでした。いまの標準仕様「+」は水滴接触角 71.2°=疎水寄りで、新車のクリア塗装に近い値です。
他のお店でも、cryo を塗ってもらえますか。
私たちの研修を受けた店だけです。剤を買ってきて塗る、ということができません。施工の特許技術(特許第7408146号)を使うには、研修が要ります。研修を受けて施工できる店は、いま全国に六店です(2026年7月時点)。
どこで買えますか。
市販していません。私たちが開発し、私たちが施工します。研修を受けた同業のプロ(全国に六店・2026年7月時点)にお分けすることはありますが、店頭やインターネットでの販売はしていません。
傷は消えますか。
cryo では消えません。膜厚が載らないので、傷は埋まりません。傷を取るのは研磨の仕事です。塗る前に、膜厚を測りながら、傷の分だけ取ります。必要のない研磨はしません。
施工後は、どうすればいいですか。
洗い方をお教えします。いちばん傷を入れるのは、間違った洗車です。年に一度お持ちいただければ、汚れを落とし、表面を確認して、蒸気を入れ直します(メンテナンス洗浄 16,500円〜)。
Contact
お車を、拝見します。
塗装の状態を拝見して、どこまで削るか、何層塗るかをお伝えします。福井市開発の工場で、お預かりします。写真を送っての相談は、LINE が便利です。